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10日目、この日は一旦寒さは和らいだものの

一転して前半を思わせる豪雨

そんな中で、一期一会を思わせる展開が待っていた…。


■11:20 愛媛県今治市 54番札所 延命寺(えんめいじ)

朝から雨の予報だったが、10:00を過ぎてもまだ雨は降らず

ホテルを出て松山自動車道今治小松自動車道を乗り継いで

今治市内に入ったあたりから強い雨が降ってきた。

54番札所 延命寺
気温は低くはないが、この旅で初めてカイロの出番となった。


■12:30 愛媛県今治市 55番 南光坊(なんこうぼう)
55番札所 南光坊
次に辿り着いた寺は、八十八ヶ所の中でも

二ヶ所しかない「~寺」と言う名前が付かないうちの一つ、南光坊。


いつもの通り、本堂と大師堂で参拝を済ませて

納経所で帳面に納経をしてもらったのだが、

このときばかりは納経して下さる人が少々変わっていた。
南光坊 納経所
「東京から来たん?」

「ええ、はい・・・。」

「おお、やっぱりそんな顔していると思いました。
 東京というと中央区とか?」

「いいえ、世田谷区です。」

「世田谷…。北沢って知ってる?」
一期一会はこんな会話から始まった。

その納経所の方は還暦前後と思われる男性の中田さん(仮名)。

以前、世田谷区北沢(下北沢駅周辺)に住んでおられたそうで、

納経帳に名前を書くようになど丁寧にアドバイスをしていて頂いた。


さらに、お接待として昼ご飯まで下さった。

別カレーパン

お接待をしてもらった人には納札を一枚、渡す習わしなのだが

納札

この納札を見て、東京の自宅に

遍路報告の葉書まで送って頂けるとのこと。

数日後、自宅に届いた絵はがきがこれで、納経同様に達筆だ。

南光坊からの絵はがき

四国では人情に触れる機会が多かったが

特に一期一会という言葉がまさにふさわしい出来事だった。
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しばらく間が開いてしまいましたがもう東京に戻ってきています。

どういう結果になったかは最後まで見てもらえればわかるとして

気分だけ四国にいる感じで報告レポートを続けます。

9日目を迎え、実質的に後半戦スタート。

雨などの悪天候に苦しめられた前半とはうって変わって

比較的好天が続いた後半ではあったが、

雨とは異なった別の敵との戦いに終始苦しめられることに…


■10:25 愛媛県久万高原町 44番札所 大寶寺(だいほうじ)

松山のホテルを出発して約1時間、

山深くにある44番・45番からスタート。

大寶寺駐車場

ところで、ここまで国道・県道を走ってきたわけだが

これまで四国に来てから感じたことのない「寒さ」に襲われた。

先週、雨の中や風吹き付ける海沿いの道を走っていても

こんなに寒い思いはしなかったはずだ。

ついに季節が秋から冬に移った。


お寺に向かう途中にあったお遍路用品店で買ったものがある。

大寶寺近くお遍路用品店

それは、お参りするときに使う納札。

あらかじめ自分の名前や住所などを書いて

本堂と大師堂のそれぞれに一枚ずつ納札箱の中に納める。

納札
左がお遍路セットに付いてきた札で、右が今回購入した札。

よく見ると記入する内容が違ったり微妙に異なる。


駐車場から大寶寺までは10分ほどの山道を上がる。

大寶寺参道

大寶寺山門

さて、この44番 大寶寺も奥地にあるのだが

45番も20分ほどバイクを飛ばしてさらに山の中に入った場所にある。
8日目、この日は前日までの疲労がピークに達し

バイクでの移動を諦め、徒歩と公共交通機関を利用した、

市内観光を中心とした日程の日曜日を実施した。

しかし、そこで我々は衝撃の事実を目の当たりにした。

松山市・石手寺奥地に地蔵マントラは実在した。


※今回は探検シリーズのナレーション(田中信夫)で読んで下さい。





■8:45 東横イン松山一番町 1階ロビー
じゃこてん付き朝食

東横インの朝食というと、定番のおにぎりと味噌汁だが

ここ松山では名物じゃこ天(右上)も食べることができる。


■10:15 愛媛県松山市 大街道商店街

街に出た我々は、そこで異様な街の光景を目撃する。

大街道商店街

どこもかしこも今月末から始まる「坂の上の雲」の話題で持ちきりだ。


■10:45 済美高等学校

松山市駅で列車を待っている直前に、ある事実を知ることになる。

まだ改札に入っていなかったので、次の列車までの間、

急いでその場所に行ってみることになった。

済美高校

甲子園を始め数々のスポーツ大会で好成績を収め、

進学実績も高い、県内有数の私立高校・済美高校。

なぜこの場所に来たかと言えば、ゼミで一緒のKさんの母校だから。


■11:15 49番札所 浄土寺(じょうどじ)

松山市駅から伊予鉄道でやってきたのは49番札所浄土寺。

49番 浄土寺

残念ながらここでは特筆すべきことは何もなかった。

しかし、次の50番繁多寺まで歩く途中、思わぬ光景が目に入ってきた。

墓場の中の遍路道

一見、墓場を通るかのような遍路道。

我々の進むべき運命を暗示しているのだろうか。

■12:20 50番札所 繁多寺(はんたじ)

50番 繁多寺

繁多寺と言えば、水曜どうでしょう「四国八十八ヶ所3」での
大泉「ハンダごてでほいのほいのほ~い」

森崎「はんたじ~!!ファンタジ~~~!!!」

というリーダー登場シーンが有名だが、ここも特に異常はなかった。


■13:10 51番札所 石手寺(いしでじ)

51番 石手寺・山門
高校まで、この近くに住んでいたKさんから聞いた情報によれば

この奥地に、まだ誰も足を踏み入れたことがない洞窟があるという。


すると本堂の横にこんな看板が現れた。

51番 石手寺・洞窟看板

決死の覚悟で進むと…

51番 石手寺・洞窟入口1

ついに洞窟の入口らしき場所が出現した。

51番 石手寺・洞窟入口2

いよいよ洞窟内の潜入に成功することができた。
7日目、四国に来てもっとも天候がよかった日を迎え

中土佐→足摺岬→宿毛→宇和島→松山

360kmにも及ぶ長い長い移動だけの一日が始まった。



■7:30 高知県中土佐町 ライダーズイン中土佐

明け方まで降り続いた豪雨が嘘のような快晴の青空

ライダーイン中土佐・庭

同じ時期に同じ事業で作られているだけに

前々日に泊まったライダーズイン室戸に非常によく似ているが

ライダーイン中土佐・裏側

↓横にしなければならないほどバイク駐車スペースが狭かったり
ライダーイン中土佐・入口

↓床の素材や照明器具が違ったり
ライダーイン中土佐・室内

細かな差異が室戸と中土佐で結構存在した。
ライダーイン中土佐・玄関

管理人さんは7:00過ぎには管理棟に来て何やら準備している。

どうやら管理棟でモーニングセットを出しているらしく

宿泊客はいなくても近所の人たちが4、5人食べに来ていた。


■9:42 出発

荷物をまとめて、バイクにくくりつけて、準備が完了。

管理人さんに鍵を預けて、今日の旅程を説明したところ

「無理じゃないの~」というご意見。


この日は比較的広めの走りやすい道を遠回りしてでも走った。

昨日、裏道を使って来た37番岩本寺までの道のりも、

距離的には昨日の山道よりも長いが30分で着いてしまった。


足摺岬までは100km弱、午前中に到着するのだろうか?

6日目、この日は昼頃から大雨の予報が出ていたが

午後に入っても全く雨が降らず、

これまでの5日間のように特に波瀾もなかったので

とりあえず土佐・高知の絶景をご覧頂きましょう

・・・と思ったが、しかし・・・


■8:00 スーパーホテル高知 1階

健康朝食

この日宿泊した、スーパーホテルでは「健康朝食」と言って

ちゃんとした朝食が、宿泊料金に含まれている。

しかも今回は、「お遍路さん応援プラン」と言って

あらかじめインターネットでプランを予約した上で

泊まるときにお遍路さんである証明(白衣・納経帳など)を見せると

通常料金でタオルと500mlのミネラルウォーターが付いてくる。


■9:45 出発

荷物をすべてバイクに乗せて、30番善楽寺に向けて出発。

一度雨が降ったのか、バイクは少し濡れていたが

曇り空で雨はこの時点ではまだ降っていなかった。

■11:30 高知県高知市 五台山(ごだいさん)
五台山頂上にある31番竹林寺を後にして下る途中での絶景。
五台山からの眺望

■11:45 高知県南国市 32番 禅師峰寺(ぜんじぶじ)駐車場
32番 禅師峰寺

■14:00 高知県土佐市 35番 清瀧寺(きよたきじ)
35番 清滝寺

14:00を過ぎても、依然として小雨すら降らない。

ところが、この後、土佐の天気が牙をむき始めた!
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